NTTドコモ「MVNO向けSIMカード」について広報部に詳細を聞いてみた

昨日あたりから、NTTドコモによる「MVNO専用SIMカード提供」について、ネット界隈が騒がしくなっているので、改めて整理してみた。

事の発端は、26日に総務省で開催された「携帯電話料金値下げタスクフォース」で配布されたNTTドコモの資料。そのなかに「MVNOからの要望に対する取り組み」として、「MVNO専用SIMの提供を12月から行う」とあった。

阿佐美経営企画部長のプレゼンでは特にMVNO専用SIMカードについての説明がなく、終了後の囲みで突っ込もうと思ったのだが、2分程度で終わってしまったために、詳細を確認することができなかった。

そこで、会場に残っていた日本通信・福田尚久社長に「MVNO専用SIMで何が変わるんですか」と聞いたところ「特に変わらない」との答えだった。

KDDIのようにSIMカードの種類が変わり、SIMロック解除が必須になるかと心配されたが、機能的には何も変わらないとのこと。これまでドコモのデザインだったSIMカードが、MVNOが自由にデザインできるように変わるようだ。

一部ではSIMカードにドコモのロゴが入っているため、MVNOのサービスを契約したユーザーが、サポートを受けるためにドコモショップに駆け込んでいるという話も聞く。SIMカードをMVNO専用デザインとすることで、そうしたサポートの問い合わせをMVNOにきちんと対応してもらいたいのかも知れない。ちなみに、アンテナピクトの表示はMVNOの名前になることはなく、NTTドコモのままで変わらないという。

この件について、NTTドコモ広報部にも確認をとったところ「機能的には何も変わりません。デザインが変えられるだけです」とのこと。

MVNOとしては単にデザインが変えられるだけでなく、HLR/HSS機能を提供してもらい、「真のMVNO独自SIMカード」を実現したいようだが、こちらは「何年も協議中」(MVNO関係者)ということで、まだ時間がかかるかも知れない。

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